「 冬季作業 」 その4

3月に入ると「早春」とも呼べる気候が続いている当地です。
題名の「冬季作業」もこれが最後でしょうか?

今回は作業の中でも「樹の伐採」と「芽傷入れ」を写真と共に。

剪定~観察を進めて行くうちに、このまま育ててもどうしようも無い。と判断した場合は樹を伐採します。
今回は異様に樹勢が衰えた樹を切ってみました。

伐採した樹

切った樹を上から見る

すると、樹の中心部~髄は空洞になっていました。

縦にもきってみました

綺麗に空洞なのが解ります。

不思議な事に土が

逆に株元は面白い事に“土”がせり上がって来ています。
樹齢の進んだ樹は往々にしてこの様になり、自然や生命の不思議さを感じます。

次に、冬季作業の後半の作業となる芽傷入れです。

芽傷入れ

芽傷入れの詳細

主に大人の指ほど太く徒長した枝は、何もしない状態で春を迎えると正常に芽吹きをしない場合があります。
それを防止するための古い手法の作業です。
「芽傷ばさみ」という専用のはさみで“芽の前側”に傷を入れ、芽吹きを促進させます。
しかし、枝に傷を入れる事は病害発生の原因ともなる様で、最近では薬剤により発芽促進を図る場合が増えています。

最後となる写真ですが、圃場の所々に淡い色の絨毯が敷かれていました。

オオイヌフグリの開花

「オオイヌフグリ」という花ですが、淡い青色の可憐な色で、春が近い事を教えてくれます。
このオオイヌフグリ、「犬の睾丸」と云う意味ですが『名前が合わない!』と意見が多いのだとか。
納得です(苦笑