『 マルチタスク その1 』

GWも後半以降やっと暦にあった暖かさになってきました。それでも夜温は10℃~と下がり雨も少ないので、当園の栽培で一番面積の広い露地ぶどうの生育が進みません。
故に主な管理作業も鈍って来ますが、~複数の作型・・・

(作物の生育条件を変える為にはビニルハウス等を導入しますが、ビニルハウスのメリットの1つとして生育時期に差を出す事で作業効率が上がり無駄が少なくなります。
~幾つもの被覆方法がありますが、今回の“複数の作型”とは、雨避けビニル被覆栽培と露地栽培を指します。)

・・・と複数のぶどうを栽培しているメリットを生かし、幾つかの作業を同時進行して効率を図ります。

 

~今回はそんな複数作業を紹介します。
ぶどうの苗木を育てる為に設けた施設が未完成だったので、補強作業を行います。
(ブラックオリンピアの苗木を育成中の簡易施設)
~風の煽りが酷いので支柱を埋めて鋼線で繋いでいます。
葡萄の栽培は“棚”と呼ばれる鋼線で編んだ網目状の施設が基本ですから、施設のメンテナンスを行う為にも時に力仕事が必要になります。

ブラックオリンピア育苗

粘土質の土壌を掘るのは小型のユンボで・・

ブラックオリンピア育苗

鋼線を思い通りに細工するのはかなりの力を要します。

ブラックオリンピア育苗

気を抜けない作業です。

 

変わって、以前お伝えした、ドームハウス~ゴールドフィンガーの生育ですが・・・
3本の根を切ったにも関わらず、旺盛な生育は変わらずでこの品種の“強さ”に驚いています。
これを改善するには、行って良いのか迷いますが更に根を切るしかないかと・・・
~因みに、どこで生育の度合いを判断するのか?と云いますと、、、1つの判断として、写真の新梢(新しい枝)は、その先端が内側に湾曲して“蛇が鎌首を持ち上げた”みたいな様子です。
この様な場合、グングンと新梢が伸びて樹も大きく太くなって行きます。
以前もお伝えしたかと思いますが、これだけ旺盛な樹勢だと美味しい果実を生らせるのは至難です。

ゴールドフィンガー

何事も無かったかの様に生育しています。

ゴールドフィンガー

葉も元気に大きくなっています。

ゴールドフィンガー

元気よく伸びる新梢。