『 露地ぶどうの開花 』

久しぶりのブログ更新です。
以前にも増してブログが滞ったのも、露地葡萄の開花が一気に来たのが原因でした。。。。。

5月中旬頃から度々真夏日となった当地。その高気温は月末まで続く事になります。
24日には35.4℃と日本一の気温を記録し、5月とは思えない【 酷暑日 】となりました。
同日にやっと開花を確認した露地の葡萄も、27日には園全体でほぼ満開となり・・・
以前からの日記を見直すと、開花始まりの日はほぼ例年通りなのですが、開花始まり~満開までの日数が4~5日程短い事が解りました。
ここまで極端なのは私が知る限りでも初めてです。
1日15時間~の作業と、手順を大幅に省略して何とか終わらせる事が出来ましたが。。。
当園に限らず、市内の葡萄農家はてんてこ舞いだったと聞きました。

 

~『開花のスピードが早かったのを以前より予測出来なかったの?』との声が聞こえて来そうですね。

開花~が急だった理由の1つに天気予報が外れた事があります。
開花が進む中で、雨に逢うとそのスピードが鈍ります。
農繁期は10日前より直近まで随時予報をチェックしながら作業を進めていますが、梅雨入り間近で難しかったのか雨の予報が外れ、連日好天で推移しましたから。

今更ですが、自然と向き合う仕事の難しさを改めて痛感した・・そんな5月の終わりでした。

さて、開花が進む中は【 粗成形=セット 】がメインの作業でしたが、同時進行~滞っていた沢山の作業も進みました。
主だったのを簡単に列記しますと。

 

● 種無し葡萄のジベレリン処理 (種無し葡萄は、もともと種が無いのではなく、ホルモン剤で種を無くし更に肥大までさせます。)
● 種無し葡萄の粗成形 (種無し葡萄の粗成形は鋏で行います。当然~手で行うより時間がかかります。)
● ハニービーナスの管理~誘引
● ハニービーナスの調整枝除去 (種が形成され果実となる【 実止まり 】が確定したので、分散していた樹勢を集約します。)
● ドームハウスの管理 (誘引、調整枝除去、など・・・)
● 雨避けハウスぶどうの花カス除去 (ハウス内は雨風にさらされないので花弁が残ってしまいます。これが後の病害の素にもなるので、除去します。)
● ハニービーナスの摘房 (“間引き”です。~開花時にあった房数を100%とした場合、この時点で25%~、1/4まで減らしました。)

その他にも、摘芯、潅水、草刈り、などなど・・・

他に作業ではありませんが、絵本作家である【 三枝三七子 】さんの【 みなまたの木 】の授業を受けてきました。
(この為にも仕事を急いだのです~フェイスブックで知り合った三枝さん、東京からわざわざ当地へ御出で頂いたので、忙しい合間を縫って出かけました。)

 

今回は比較的分かり易いハニービーナスの管理の推移を紹介して、終わりとします。
~その他の作業についてはまた後程。。。

 

ハニービーナスの実止まり
実止まり確定した様子・・・

管理前

この段階が一番荒れ果てて見えます(苦笑
管理前

見る位置を変えて・・・

管理前
この写真からも荒れている様子が・・・

調整枝除去
調整枝を切りました。

誘引と下草を切って
誘引も行い、下草も切って・・・

75%の摘房
バッサリと摘房を。
75%の摘房
この品種の“癖”を掘り下げる為に一気に房数を減らしています。